ひとり旅とは。


台湾へ行ってきました。

今回の旅は、家族旅に無理やりくっつけ、前泊をする形で「ひとり旅」を実現させてもらった。何十年も海外ひとり旅はしていないので、正直、面倒くさいかなと思う自分もいたけれど、昔味わったあの気持ちをどうしてもこのタイミングでもう一度体験してみたかった。そこでなにを感じるのか自分の反応をみてみたかったのだ。


30年前の旅のスタイルとは大きく変わり、iphoneひとつで情報収集も連絡も何でもできてしまう。時間はぎゅっと短縮され、なにもかもが便利すぎるほどに手軽になった。それ故に、なんだか物足りなさも感じてしまう。


あらゆることが自分ひとりの判断に委ねられているということは、怖さもあるが充実感や喜びにも変わる。はじめての路地を歩いて、惹かれる風景で立ち止まり写真をとり、おいしいそうな匂いを嗅いだら店に入り食べてみる。単純だけれど、自分の感覚に従い時間を過ごす。

その日感じたことや訪れた場所をメモに残す。話す相手がいないので、自分と会話をするように記録を残していく。今思うと、これがひとり旅の醍醐味なのではないかと感じる。SNSもあり、幸か不幸か”ひとり”を感じる瞬間は昔はとは比べ物にならないくらい旅では減ってしまった。それでも、カフェや宿・公園のベンチでの異国のひとり時間は、怠けきった脳にチクチクと刺激を与えてくれた。


ただ、やはり1泊は短すぎる……。できることなら2週間ほどかけて、次はイギリスで野山を歩き周りたいな。それから、昔と今の一番の変化は、気力はあっても体力が格段に違うということ。寝ても完全復活はしない!これは今回の旅でもよーく分かりました。今の自分と相談しながら、私の旅をつづけたい。

※旅の詳細は、インスタにのせてます。

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